【激安ウイスキー】ティーチャーズハイランドクリームをレビュー【スモーキーさ爆発】

商品レビュー
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どうも、レビュ男(@iamreviewman)です。



ティーチャーズといえば、大泉洋さんを先生役で起用したCMで有名なサントリーが発売する格安スコッチウイスキー。

「こっちのスコッチ、スモーキー」というキャッチフレーズも非常に頭に残りやすいですね。


本記事では、そんなティーチャーズ ハイランドクリームについてレビューします。

・まだティーチャーズを飲んだことがない

・自分好みのウイスキーかどうか知りたい

・他の人のテイスティングも聞きたい

こんな方は最後まで読んでいってください。


ティーチャーズハイランドクリームの基本情報

ティーチャーズは150年以上の歴史を持つ、スコットランドのブレンデッドウイスキーブランドです。

ウィリアム・ティーチャーズさんが作ったウイスキーなので「ティーチャーズ」と言うようです。

ボトルキャップにはウイスキーのブレンドを開始した年である「1830」の記載があります。


「ハイランドクリーム」はハイランドの精華という意味のようです。

・ハイランドはスコットランドの地域名

・精華は「そのものの真価を成す立派な点」のこと

アルコール度数は40%で、700mlビンのお値段は約1000円。

運が良ければ、スーパー等で1000円以下でゲットできることもあります。

とにかく安いです。

キーモルトとして有名なのは「アードモア」です。

このアードモア、もちろんハイランドモルトなわけですが、ハイランドモルトにしては珍しくガツンとくるスモーキーさが特徴です。

ただし、アイラ系のような潮っぽいあるいは薬品的なスモーキーさではなく、炭や燻製、BBQを想わせるような土っぽいスモーキーさを持っています。

これは、ハイランド(内陸部)で取れるピート(泥炭)が、海藻や貝などを含んでいないためです。

この土っぽいスモーキーさがどれほど感じられるかは注目ポイントとなります。

ティーチャーズハイランドクリームを飲んでみた

ウイスキーの基本的な3種類の飲み方「ストレート」「ロック」「ハイボール」を中心に飲んでみた感想です。

ストレート

香りはそこそこのアルコール感がありますが、赤リンゴのようなフルーティーさと蜂蜜のような甘さもあります。そしてスモーキーさもほんのり感じられます。

味わいについては、香りで感じたよりもアルコール感が目立ちますが、その後は香り通りの蜂蜜リンゴのような甘い味わいがやってきます。

余韻にかけては内陸系ピート由来の炭っぽいような土っぽいようなスモーキー感が口と鼻を支配しました。後味にややビター感というかえぐみみたいなものも感じることができました。


加水すると、スモーキーさが際立ったように思います。甘い香りよりもスモーキー感の方が前に出てくるイメージです。

アルコールの辛みが収まったことで、甘さ、フルーティーさ、スモーキーさがダイレクトに感じられて、1000円以下でこれなら十分に美味しいと思いました。

とはいえ、ストレートやトワイスアップで飲むことを想定されたウイスキーではないかな、というのが正直なところです。

ロック

香りは閉じましたが、その中で蜂蜜っぽさが強調された気がします。舌がしびれるような辛さはなくなりましたが、まだやや辛いです。

味のバランス的には甘味半分苦味半分といった感じで、蜂蜜とかりんごというよりはモルト(麦芽)由来の甘味みたいなものを感じました。そして相変わらず余韻のスモーキーさは健在です。


氷が溶けてくると、もちろん味は薄まっていきますか、全体のバランスが変わるようなことはありませんでした。この価格帯で、薄まっても味のバランスが変わらないのは評価できる点かと思います。

ただし、ストレート同様、ロックもそこまでおすすめできるわけではないですね。

ハイボール

一言で言うと甘酢っぱスモーキー

最初にリンゴのようなフルーティー感を伴った甘酸っぱさがきて、追いかけるように少し芳ばしいようなビターさ、最後はスモーキーさが口のなかに広がります。

ストレートやロックと比べると酸味を感じやすく、ちょっと柑橘系のようなニュアンスもあります。


色々言いましたが、スモーキーさは特筆すべきものがあります。1000円以下でここまでスモーキーなハイボールが飲めるウイスキーは他にないと思いますので、それだけでも価値があると感じました。

燻製や炭火で焼いた食材と相性がいいのは言うまでもないですが、燻製になる前の食材もおすすめで、例えば普通のチーズとあわせるとスモークチーズを食べてるような気分なれます。

ぜひお試しあれ。

まとめ

本記事ではティーチャーズ ハイランドクリームをレビューしました。

アルコール感はそれなりに強いため、ほぼほぼハイボール用にはなるかと思いますが、どんな飲み方をしても味わいのバランスは崩れにくいウイスキーだと感じました。


複雑さはそれほどなく、値段なりですが、

・はちみつリンゴのような甘酸っぱさ

・内陸系ピート由来のガツンとくる燻製のようなスモーキーさ

に振り切っていて、わかりやすいのは好印象です。


安くスモーキーなウイスキーを飲みたいという方は、ぜひお試しください。

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